「生理で当欠して迷惑かけたかも…」と責める前に。メンエスで“信頼を落とさず”稼ぎ続ける働き方

「また休んじゃった…」と落ち込む前に。

「生理が重くて、どうしても今日は出勤できなかった」
「予約を入れてくれたお客様やお店に申し訳ない…」

こんなふうに、欠勤したこと自体よりも「迷惑をかけたかも」という罪悪感に苦しむセラピストさんは少なくありません。特にメンエスという“信頼が収入に直結する仕事”では、その不安はとてもリアルです。

でも、安心してください。実は“生理とうまく付き合いながら、信頼を落とさずに安定して稼ぎ続けている女性”はたくさんいます。

本記事では、そんな女性たちが実践している考え方や、環境の選び方、そして現場での具体的な工夫を、元メンエス店長の実体験ベースでお届けします。

「ごめんなさい」が口癖になる──罪悪感の正体

「自分が休むことで、お客様の予定を狂わせてしまったかも…」
「お店に迷惑をかけた。スタッフの負担が増えたかもしれない…」

そんなふうに思い詰めてしまうのは、あなたが責任感のある人だから。けれど、その思いが強すぎると、「また信頼を失ったかも」と感じるようになり、気づけば自信まで奪われてしまうことも。

実際には、「生理＝体調不良」は誰にでも起こる自然なこと。問題なのは“欠勤”そのものではなく、そのあとの対応です。

信頼が崩れるのは、連絡なしに無断欠勤したり、ドタキャンを繰り返したり、責任から逃げてしまうときです。

生理での欠勤であっても、以下のような行動があれば、むしろ「誠実な子」という評価に繋がるケースもあります。

体調が不安定だと感じた時点で、お店に早めに相談するだけで、印象は大きく変わります。

「今日は出勤厳しそうです。早めにご連絡しておきます」
この一言があるかないかで、信頼度は全然違います。

「今日は難しいですが、代わりに◯日なら出勤できます」
「来週の土日は多めに入れます」

こんなふうに、“迷惑を最小限にしよう”という姿勢が伝わるだけで、誠意を感じてもらえます。

次に出勤した時、「先日は急にお休みしてしまって、ありがとうございました」と一言添えるだけでOK。

ポイントは、謝るよりも感謝を伝えることです。

毎月の生理で出勤が不安定になりがちな人は、あらかじめ“欠勤を前提にした出勤スタイル”を用意しておくことで、迷惑を最小限にできます。

こうしておくだけで、「無理せず続けられる」「キャンセル時の影響を最小限にできる」仕組みができます。

「毎月◯日〜◯日は生理になることが多くて、予約調整にご協力いただけると助かります」
このように、オープンにしておけば、理解とサポートを得やすくなるはずです。

職場によっては、欠勤＝悪、というような空気があるところもあります。
でも、それはあなたが悪いのではなく、環境が合っていないだけ。

特に「生理だから」という理由を言いづらい職場では、心まですり減ってしまいます。

だからこそ大切なのが、女性マネージャーが在籍している職場を選ぶこと。

「今日はお腹が重くて…」
「ちょっと不安定なので様子見ながら出勤したいです」

こういった言葉を、自然に言える環境はとても大切です。
それだけで、“責められる不安”から解放されて、無理せず続けることができます。

あなたが心配しているほど、お客様もお店も「1回の欠勤」で見捨てたりしません。

むしろ、

早めに連絡したこと

代替出勤の提案ができたこと

感謝の気持ちを伝えたこと

この3つがあるだけで、あなたは信頼を“失うどころか積み重ねている”んです。

完璧じゃなくていい。
生理で休んだっていい。
でも、「そのあとどう行動するか」で、あなたの信頼は自分の手で守れるんです。

「今の職場で、このままやっていけるか不安」
「理解あるお店に移りたいけど、どこを選べばいいかわからない」
「もう、生理のたびにビクビクしたくない…」

そんなあなたへ。
生理の相談も出勤調整も、ちゃんと“わかってくれる人”がいるお店をご紹介できます。

頑張ってるあなたが、責められたり、自分を責めたりしないで済むように。
無理せず、でもちゃんと稼げる環境、一緒に見つけていきましょう。