風俗のお仕事を始めたばかりの方にとって、お客様との会話で意外と苦戦することがあります。お客様から気に入ってもらうためには、プレイだけでなく心地よい会話も非常に重要です。
「お客様との会話が盛り上がらないんだけど、何がいけないのかな?」
もしお客様との会話が盛り上がらないと感じるなら、稼げないキャストがやってしまいがちなNG会話をしているかもしれません。
この記事では、接客に悩んでいる、稼げないキャストさんに向けて、お客様との会話でやってはいけない話し方を現役スカウトの視点から解説します。失礼なく親近感を与える会話ができれば、お客様との距離を縮めてリピートしてもらうことができます。ぜひ今後のお仕事の参考にしてみてください。
風俗のお仕事で絶対にNGな会話5選
稼げないキャストがやってしまいがちな話し方とは、どのような特徴があるのでしょうか。具体的なNG会話は次の5つになります。
❶お客様の名前を間違える
❷お客様の話を否定する
❸パートナーの有無を聞く
❹全く自己開示しない
❹他のお客様やキャスト、お店の話をする
いかがですか?
何気にやってしまっているかもしれません。
これらの会話はお客様から良いイメージを持たれないので、注意が必要になります。それぞれ詳しく解説していきます。
❶お客様の名前を間違える
稼げないキャストがやってしまいがちなNG会話の一つ目は、名前を間違えることです。
お客様とお会いしたらまず自己紹介をするでしょう。しかし、その時に聞いた名前をド忘れしてしまったり、うっかり他のお客様の名前を呼んでしまったり…。
実は、名前を間違えてしまうと、その瞬間にお客様からの信用や好感度はだだ下がりになってしまいます。
「この子、何も考えずに話してるのかな?」
「俺のこと全然覚えてくれてないんだ…」
「他にもお客さんはいるもんな…」
女性キャストにしたら大したこと無いように思えても、女性慣れしていない男性客にとってはとてもショックなことになります。
このように思わせてしまったら、お客様がまたリピートしてくれる可能性はかなり低くなってしまいます。
名前をなかなか覚えられないという人は、頭の中や実際に声に出して復唱すると忘れづらくなると思います。
✅会話のコツ
お客様の名前を聞いたら、頭の中や実際に声に出して復唱すると覚えやすいです。また、2人だけの呼び名を決めると、より親近感を感じてもらえます。
会話の中で名前をたくさん呼んであげることは、お客様との距離を縮めるのにとても効果的です。一度聞いたら復唱して覚え、積極的にお客様の名前を呼びましょう。
「はじめまして◯◯です。お名前聞いてもいいですか?」
「きんしろうだよ」
「きんしろうさんですね。じゃあきんちゃんって呼んでもいいかな?」
次回お会いしたときのために、呼び名はお客様ノートにメモしておきましょう。
❷お客様の話を否定する
稼げないキャストがやってしまいがちなNG会話の二つ目は、お客様の話を否定することです。お客様はエッチなことさえできれば良いのではなく、癒しを求めてあなたに会いに来ています。
時にはあなたとは違った考えや、仕事の愚痴などを聞かされることもあるでしょう。しかし、そこで否定されるとお客様は内心ショックを受けるのです。
✅会話のコツ
本音では思うところがあったとしても、相手の言葉を一度受け止めてあげましょう。相手の言葉を受け止めた上で、ねぎらってあげたり話を広げてあげたりするとさらに良いですね。できるだけポジティブな言葉で返してあげましょう。
具体的にはこのような感じです。
例:「上司から理不尽なことで怒られたんだよー」
✕「あなたにも悪いところがあったんじゃない?」
◯「大変だったんですね。それなのによく頑張ってますよね。」
例:「俺、顔が可愛い子じゃないと付き合えないわ」
✕「イケメンでもないのによくそんなこと言えますね」
◯「面食いなんだ〜笑。ちなみにどんな子がタイプなんですか?」
こういった会話ができると、「包容力のある子だな!」「話ができる面白い子だな!」と思ってもらえます。
❸パートナーの有無を聞く
稼げないキャストがやってしまいがちなNG会話の三つ目は、パートナーの有無を聞くことです。お客様の中には、彼女がいたり結婚している方もいらっしゃいます。
「それなのに風俗に来るの?」と思ってしまうかもしれませんが、お客様自身も後ろめたさを感じていることが多いのです。そのため、「彼女いるんですか?」や「結婚されてるんですか?」という質問はNG。お客様がパートナーへの罪悪感を再認識するきっかけになりやすいので、聞かないようにしましょう。
たまにお客様の方からパートナーがいると話されることもありますが、その場合もパートナーに関することを深堀りして聞かないのが無難です。代わりの話題としては、好きな女の子のタイプを聞くのがおすすめです。お客様にパートナーがいてもいなくても気まずくなりません。
逆に好きな男性のタイプを聞かれたら、そのお客様と近からず遠からずなイメージを答えると喜んでもらえます。笑
✅会話のコツ
パートナーの有無を聞くのはNGですが、「好きな女の子のタイプ」は盛り上がる鉄板ネタです。過去の恋愛や理想の恋愛など、恋愛系の話に発展して会話が盛り上がりやすいですよ。
❹全く自己開示しない
稼げないキャストがやってしまいがちなNG会話の四つ目は、全く自己開示しないことです。お客様と仲良くなるためには、お客様のことを知るだけでなく「私はあなたに心を開いてますよ!」とアピールすることも大切になります。
お客様からプライベートな質問をされることもありますが、「それは教えられません」なんて言えば場がシラけてしまいます。
「本当の名前はなんていうの?」
「本当は何歳なの?」
「どの辺に住んでるの?」
「普段は別のお仕事してるの?」
と聞かれたときに「内緒です♡」と可愛らしく答えるのも悪くありません。しかし、このタイミングはより上手く利用したいところです。
そのため、お仕事用の嘘プロフ(アリバイ)を考えておくと良いでしょう。
【嘘プロフの例】
*本名
*出身地
*住んでいる場所
*本業の職業や学校
この嘘プロフは、身バレやストーカーに繋がる可能性が高い質問に対して用意しておきます。
本当の情報ではないので、あなたを危険にさらすことはありません。
✅会話のコツ
お客様からのプライベートな質問に対する嘘プロフを事前に作っておくのがおすすめです。「こんな大事なことを教えてくれたってことは、俺を信用してくれてるんだな!」とお客様から好意的に思ってもらえます。
❺他のお客様やキャスト、お店の話をする
稼げないキャストがやってしまいがちなNG会話の五つ目は、他のお客様やキャスト、お店の話をすることです。
風俗という業界はアンダーグラウンドな世界のため、お店の裏側やキャストの事情を知りたがるお客様もいます。
しかし、マナー的にもあなたのイメージを悪くしないためにも、他のお客様やキャストの話をするのは厳禁です。
「この間60分で3回戦もするお客様に出会ってびっくりしました」
「芸能人の◯◯さんがご来店されたときは、すごいオーラでした」
「待機室で初めて△△ちゃんと話したんですけど、現役女子大生らしいんです」
一見興味を引きそうな話題ですが、何でもペラペラと喋る無神経な子だと思われてしまいます。それに、自分が話のネタにされる側だったら、知らないところで個人的な話をバラされるなんて嫌だと思います。
もしお客様から他のキャストやお客様の話題を振られたら、真面目に答えようとする必要はありません。実際、興味本位で聞いてみただけというお客様が多いので、調子の良いことを言って流したら他の話題に切り替えましょう。
例:「今まで変わったお客さんに出会ったことある?」
✕「首締めるのが好きっていうドSな人がいたよ」
◯「いやー、(相手)さんほどエッチな人は出会ったことないかな笑」
例:「ランキング1位の△△ちゃんってどんな子か知ってる?」
✕「すごくスタイルが良くて、モデル活動もしてるんだって」
◯「ヤキモチやいちゃうから、他の女の子の話しないで〜笑」
✅会話のコツ
他のお客様やキャストの話を振られたときは、相手をおだててさらっと流しましょう。
まとめ
会話でお客様の心を掴もう!
以上、稼げないキャストがやってしまいがちなNG会話を5つご紹介しました。最後にそれぞれの対策をまとめておきます。
❶お客様の名前を間違える
→ 名前を聞いたら実際に声に出して復唱・お客様ノートにメモする
❷お客様の話を否定する
→ 相手の言葉を受け止めた上で、ねぎらってあげたり話を広げてあげる
❸パートナーの有無を聞く
→ 「好きな女の子のタイプ」は盛り上がる鉄板ネタ
❹全く自己開示しない
→ プライベートな質問に対する嘘プロフを事前に作っておく
❺他のお客様やキャスト、お店の話をする
→ 話を振られたときは、相手をおだててさらっと流す
お客様にリピートしてもらうには、失礼がなく親近感を持てる会話が重要です。少し気をつけるだけで他のキャストとぐっと差をつけられるので、ぜひ次回の接客から実践してみてください!
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